運営会社

Ⅰ.社長メッセージ
シナモにてシナモ式ピザをはじめ、毎度ご愛用いただき誠にありがとうございます。

弊社の展開するブランド、シナモではすべて私の監修に基づき、シナモ式ピザをはじめ数々の商品をそれぞれの担当者によって自由な発想で制作・ご提供いたしております。なかでもシナモ式ピザは開業以来、一番のオリジナル商品として地域のみなさまにご愛用いただいております。この場を借りてお礼を申し上げます。

ところで私は創業以来、シナモ有限会社設立趣意にあるとおり、「資本主義を変えたい」と思っています。替わりにシナモの信条(自由・快適・質実)をベースに一人ひとりの志を大切にした「志本主義」で行くことにしています。

志=使命は命を使ってもやりたいことでしょうから、私は「おもしろいこと」をしようと考えています。おもしろいことはきっと、自分もみんなも愉しく、社会のためになることで、そして今より良くなるに決まっています。

でも、一人で何かをするのは難しい…。だから共感し合える仲間がいれば、誰とでもご一緒にやらせてもらいたいと考えています。と、なると競争なんてバカらしくてやっていられないので、みんなでアイデアを出して、手足を動かし、額と脳ミソに汗をかいてワクワクしながら一所懸命に「共創」することにしています。

仕上がる商品やサービスや何かは自ずと「シンプルでナチュラルでモダン」なものになるに違いない。結果、控えめで、みなさまの生活に潤いを与え、カジュアルで手ごろな価格で日常の高品質化に貢献できたらこれほど嬉しいことはない、と考えています。私はこんな愉しい仕事をさせてもらって幸せです。ありがとうございます。

ただし、私たちの仕事はみなさまに喜んでもらって、朗らかになってもらってはじめて完成です。これからも世のため人のため、清く正しく美しく、さらに幸せで朗らかなシナモらしいグッド・センスな食をご提供していけたらと考え、最適解を目指して努力してまいります。どうかこれからもシナモ店をご愛用いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

 

シナモ有限会社 代表取締役社長 伊集院民雄

 

Ⅱ.経営理念「シナモ式 sinamo way」

1.使命  シナモ社はお客と社員と社会を物心両面から向上を図り、而して人類の永久幸福の実現に寄与する。=「シナモ式ピザで日本を朗らかに」

2.社是  幸せなレストランを作りましょう。 ~清く、正しく、美しく~

3.信条 「自由・快適・質実」

◎自由であること
人は生まれながらにして自由であり、もっとも尊重されなければならない概念である。この自由を活かしながら使命を達成するには以下の信条を有する。

○助け合う力
人は一人では生きていけないのだからみんなで助け合いながら生きていく必要がある。すなわち敬天愛人を旨とし、組織とは一人でできないことを可能ならしめるものとして機能しなければならない。

進取の精神
新たな価値を生み出すには偏見を持たずに不易流行を見極め、自らおもしろがり、世のため人のためになるものを作り、改良し社会に提供しなければならない。失敗を恐れるところに成功はない。

社会責任の遂行
自由は責任と対であり、人に思いやりを持って行動することが肝心である。見返りを一切期待してはならず、必ず勇気を持って独力で取り組まなければならない。法と倫理を遵奉することは言うまでもない。

 

◎快適であること
人は快適な生活を送ることが幸福になるための基本条件であり、より快適であるための追求に適する商品やサービスの提供こそが使命達成には必要であり以下の信条を有する。

○一皿入魂の姿勢
料理する者は健康で安全な一皿を最高価値のものとして提供できるよういやしくも努力し、なお赤誠を尽くさなければ喜びある料理は出来ないと心得ること。

○一期一会の姿勢
人に会えば必ず尊敬と謙譲の精神で接し、人が期待する以上のことを成し遂げてようやく一人前と心得ること。朗らかで元気よく応対することは言うまでもない。

○心地良さの創出
整理整頓清潔は機能を最大限に発揮させるためには不可欠であり、そこには機能美がごく自然に現れるであろう。その美しさが人を安心させ心地良くさせるだろう。

 

◎質実であること
人はおよそ質実であるものにこそ価値を見いだし、その価値により豊かな生活を送ることが出来るため使命達成には以下の信条を有する。

○虚飾を排し質実につく
人情を大切にし、合理性と実用性が備わり誰でもがその価値がわかることが大切であり、嘘偽りのない商品とサービス提供をしなければならない。

○品質の飽くなき向上
値打ちのあるものとは、社会が求めるものに耳を傾け日々改善と革新を行うことで初めて価値ある品質になり、結果、社会に貢献することなる。

○ムリムダムラのない経営
個人能力の向上推進はもちろんであるが、物事の仕組みを整備することで誰もがムリムダムラのない仕事が出来るようにする。さらに工夫することで身の丈に合った人、物、金、時間、情報を使うこと。


4.シナモ有限会社設立趣意

人類は幸福追求のために生み出した資本主義経済体制によって、自らを苦しめることになってすでに久しい。さらに近年は貧富格差の拡大、組織維持優先による権威・官僚化、利益至上主義による人間の商品化、差別と偏見や戦争の頻発、そして環境破壊と突き進みもはや袋小路からぬけだせえない状況である。この憂慮すべき事態に対し、ただ傍観するのは悪事の共犯者と言える。

そこで、私はこの資本主義の意味を換骨奪胎し一人一人がお互いを尊敬し、生きることの喜びと希望をかなえ、互助の精神にあふれる社会の実現を目指すことにした。

それは常に合理主義に基づいた最新思想を取り入れ、自然快適なる生活を営むのに極小の資源を有効に使う生き方を提示し、より多くの人に共感いただける社会を実現する事であると考える。

特に虚飾を排し、質実に向かう生活こそ重要である。この社会実現に貢献できる商売を営み、得られた利益を社員と社会に還元するためのシステムとして本日、シナモ有限会社を設立する理由である。

もし、この趣意に共感いただけるなら何人であろうと喜んで手を携えたい。艱難辛苦あるといえども、危機に瀕した人類の永久幸福実現のために、一千年の月日がたとえかかろうと共に歩もうではないか!

 

平成13年7月2日(2001.7.2)
シナモ有限会社 代表取締役社長 伊集院民雄

5.シナモ社の行動基準

①シナモ・テイスト
シナモ理念よりシナモ社の好みは「シンプル・ナチュラル・モダン(SIMPLE ・ NATURAL ・ MODERN)」で表現されるものであり、特に三位一体であることが望ましい。また、それぞれの好みの頭文字を要約して社名をシナモ(SINAMO)とする。

②シナモ・ルール 
ルール1 「自分がして欲しいことをお客にする」
ルール2 「自分がして欲しくないことはお客にしない」
ルール3 「自分から夢を語り、おもしろいことをすると自ずと朗らかになる」

③シナモ人の努め(シナモ社十則
第一則 自由闊達にして愉快に仕事するため、腹蔵なく話し合うこと
第二則 常に現状を批判し、建設的かつ合理的に思考し朗らかに最善を尽くすこと
第三則 最小コストで最大効果を実現し、得られた利益をお客と社員と社会に還元すること
第四則 公明正大にして一切の隠し事なくあらゆる人に知る機会をさまたげないこと
第五則 他者を尊敬し、人情を大切にし、自主・独立の気構えを持ち、威風堂々であること
第六則 商売は「損して得取れ」の気持ちで行い、お客に感謝すること
第七則 現場において仕事は自ら作り出し、解決するものであると理解すること
第八則 長所を育成し、お互いの短所を補えるよう互助共進の精神であること
第九則 あらゆる人に値打ちを提供するための研究に余念なく、決してあきらめないこと
第十則 人間の尊厳を増進させるための仕事はおもしろく専念すること

 

6.事業の範囲(2019年、平成31年現在)
シナモ・テイスト(=シナモらしさ)を前提とした外食業に徹する。経営理念及び行動基準に照らして清く、正しく、美しい行動により幸せなレストラン作りに勤しむ。

Ⅲ.会社概要 
社名     シナモ有限会社(sinamo Ltd.)
事業内容   レストラン経営ほか
本社
シナモ店   〒604-0932 京都市中京区寺町通二条下ル妙満寺前町454-3 呉波ビル1F
創業       1996年4月1日
法人設立   2001年7月2日 
決算期日   毎年3月31日
資本金    300万円
役員     代表取締役社長  伊集院民雄
       取締役      伊集院真智子
       取締役      山猫圭介
取引銀行   京都銀行 京都市役所前支店 ほか
関連部門   寺町濃熟堂(菓子類の製造・販売)

Ⅳ.歴史
1996年 京都市中京区三条通柳馬場下ルにて生活日用品店「アウラ」を開店
1999年 アウラを閉店し、京都市中京区寺町通二条下ルにて「シナモ」(カフェ&雑貨販売)を開店
2001年 シナモ有限会社設立
2002年 京都市東山区白川にて「エクボ」(おばんざいダイニング、のちワイン食堂)を開店
2003年 寺町濃熟堂を創設し菓子類の製造販売を開始
2006年 エクボを閉店し、シナモをワイン食堂業態に変更
2010年 シナモファンのためのシナモクラブ創設
2012年 シナモをカジュアルワイン&山猫式ピザに業態変更
2017年 シナモをカジュアルワイン&シナモ式ピザに業態変更

Ⅴ.採用情報
2019年1月現在、新たな人材募集は行っておりません。